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2013年 10月

今月は毎月ある語学学校のテストにはじまり、すぐにシチリア島のアルカモという街にいってきました。

語学学校は試験の評価や生徒の理解度によって毎月クラスメイトが代わるため、毎回割と初めましてな感じです。
バカンスでイタリアにきて、その期間だけで帰る人もいたり、いろんな意味で体験したことのない感じですが、今回はポーランドのソプラノ歌手やブラジル、コロンビアのラテンな子達、そしてアジア各国のみんなと一緒でした。
なかでもブラジルのアントニアさんと仲良くなったのですが、一時帰国するそうなので記念に写真を送ってくれました!

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試験が終わったその日から国際コンクールの為に一年ぶりにアルカモという街に行きました、ここに来ることができたのは今回も前回もモチェオ先生のお力があってこそ実現した機会で、先生がこのコンクールの日本での権限?をアルカモ市から受けているおかげで格安で滞在ができ、しかも世界から来た歌手たちと知り合い、歌を聴いたり話をしたりすることができます。

去年よりはイタリア語がマシになったようで話すのは難しいけど聴くことから返事ぐらいまではできるのでそこからどうにか他の歌手たちと会話したりしていました。
自分の結果としては残念ながら本選へは行けなかったのですが、バリトンとして最後の舞台を終えて少しホッとした自分がいました。

歌い終わってからブルガリアのイケメンと街を歩いていたら、歌うイタリア人推定65歳のサルヴァトーレさんとその歌うイタリア人を横から、よせよ、恥ずかしいだろ!って止めに入るアンジェロさんと知り合い、一緒に道端でトスカのアリアを歌ったり喫茶店でカンツォーネを歌ったりして、南イタリアらしい事をしてきました!

そんなことを小一時間していたら、地元の中学生と思しき男の子達がやってきて、放送禁止用語的ななにかを言い放っていたのですが、僕が日本から来たと言ってから、
ナルト
ドラえもん
ドラゴンボール
ワンピース
シンジカガワ
ナガトモ
オンダ
ウチダ
オカザキ
という各単語を各々連呼し始めて、特にドラゴンボールはなんで新しく続きをやらないのかって真剣に言われたので、日本に帰ったら作者に頼んでおくといって、サルヴァトーレさんたちも帰りお開きとなったのですが、翌日ホテルのフロントから部屋に電話がきて、ハヤトオキの友達が来てると言われ、降りて行くと前日の中学生と思しき彼らがきていて、何しに来たのかって聞くからO sole mioとか歌ったら写真を撮り始めて、テレビのオーディションに出ろとかいいだして、撮影会になりました。

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強風のため髪の毛が浮いているのです、ストレスでとかではありません。笑

翌日は入賞者ガラコンサートがあり、イタリアン中学生を引き連れて見に行きました。
彼らは最初だるそうにしていたのに、そこはイタリア人、特にヴェルディのオペラが演奏されるとだまって聞いてるんですよね、素直ないい子達だったなぁ。

コンサートが終わりホテルに帰って夕食を食べていたら、コンクールの受付をしていた子に、これから歌い手なん人かでご飯食べに行くからいかない?と誘われ、これは絶好のイタリア語を使うチャンスと思い一緒に行くと、来ていたのはファイナリストのみでそれぞれの歌人生を聞くことができ、本当に楽しい時間になりました。
特に2位をとった韓国のバリトンはなかなか人を寄せ付けないタイプだったのですが、11年イタリアに住み、2児の父親ということがわかり、本当に驚きでした。
彼はコンクールが終わった次の週も本番が5本あるそうで、俺は2人の為に働かなくてはと言っていたのが印象的でした。
ちなみに11年住んでいるけどピザが好きではないそうでほぼ毎日韓国料理を食べているそうです。

とまぁ長くてとめどない文章なのですが、最後に。
去年アルカモコンクールで入賞したイタリアのバリトンが今年はバカンスを兼ねてアルカモに来ていたのでお互いの近況を話し、いま自分がテノールになろうとしていることも伝えたら是非聞きたい、ということでホテルのロビーにあるピアノを彼が弾き僕が歌ったところ、彼からオーディションの話しをもらうことができました。それは若手歌手を育成するプログラムのようでイタリア中を有名なオペラを演奏して回るそうで是非それを受けてみろとの事なので、テノール隠岐速人、初テノールが欧州デビューになるよう頑張ります!

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