目下4月8日のオペラの稽古に励んでおります。
これまで歌ったどの役とも違う、もちろんですが。いわゆるあっけらかんテノールではなくて少し考えているテノール、というか気持ちの伝え方が少しおしゃれな気がします。
音の雰囲気で勝手にそう思うだけなのですが、リゴレットのマントヴァ公爵、椿姫のアルフレードはどうも僕には若い音楽でギラギラしたものを感じますが、このトロヴァトーレのマンリーコは少し精神的に歳上に感じます。そうゆう音をヴェルディが書いてくれたおかげで僕の好きな少し暗めの雰囲気を持たせても良さそうです。
マントヴァが暗いとやっぱり女心の歌は歌えないんですよね…
なんて考えながら、そしてバリトンとして歌ったことのないルーナ伯爵を少し羨ましくおもいながらエネルギーに満ち溢れております。
この調子でコンサートもしっかりギラギラしたいとおもいます!