書きたくない事、というか書く機会が訪れるとは思っていなかったことを書きます。
それがすでに過信だったかもしれませんが、どうしたら防げたのか自分でもわかりませんので、現状をそのまま。
7月に少し体調を崩し、喉が赤くなってるだろうなぁと思っていましたがそのあと調子が戻り声も出てきたのでそのまま歌っていました…が、9月に入りオペラ、コンサートと続いたあと少し喉が掠れる感じがあるので診てもらったところ…まさかのポリープとの診断でした。
ポリープというと丸い玉みたいなものがあるイメージでしたが、ぼくのは声帯に寄り添う形の細長いものでした。
しかも歌うときに高音に差し掛かる所にあるため高い音が特に出ないという状況です。
お医者さんはこれはテクニックの問題ではなくて事故だとおっしゃってくださいましたが、逆にテクニックがあったらこうはならなかったのかな…とも思います。何が原因なのかも正直わかりませんが、ポリープは内出血からなるものだそうで身を削って歌った証とでも言いましょうか、いつも喉頑張ってくれって思ってたから頑張ってくれたんだと思います。
ポリープとなると切る、または凄く休むしか治す方法がないのですが、はっきり言って切るのは精神的に怖すぎる。どうしても、もし、もし万が一声が出なくなってしまったら…と考えずにはいられません。
なのでとにかくいまは声を出さずに休ませていただくことにしました。
もし少しも良くならなければ切ることになると思いますが、その時はどんな気持ちになるのか想像もつきません。
そんなわけで、10月の演奏活動は全てキャンセルさせていただきました。
楽しみにしていただいていた方々、本当に申し訳ありません。