キム兄とクラウチ

キム兄とクラウチ

先日21日に代々木のリブロホールで演奏させていただきました。

この日は耳管との闘いでしたが、どうにか閉じ上手になり、最後まで破綻せずに歌いきることができました。

この日はオペラ、日本歌曲、映画音楽と盛りだくさんでしたが、キム兄こと、木村の祐平さんとピータークラウチことクラリネットの倉内さんの素晴らしい伴奏でどうにか歌えました!

妻の彩夏とは今回限りのボエームとトスカとジャンニスキッキの各アリアを無理やり繋げる演出付きでお送りしましたが、いつも指導させていただいている合唱団の方々が特に爆笑くださったので、個人的には胸がいっぱいです。笑

妻のつわりがやっと少し落ち着いてきたところでしたので、以前よりは不安は減りましたが、今度は貧血という新たな辛さがあるようで、やはり出産というのは大変なのだと隣で見ていて常々思います。

それと同時に世の中のお母さん、うちの母親は5人産んでいるので一体どんな精神力なのかと改めて尊敬します。もっと優しく接しよう。父にも。笑

そんなわけでこれから5月には妻のリサイタルがあり、5月6月は結構歌います。

去年このころに体調くずしてそのまま喉にきてしまったのでしっかり調整していきたいと思います。

今日は指揮者の講習会、明日はイタリア語のレッスン、明後日ははじめてのボクシング!

はりきって頑張ります!

coba

先日山梨ワイナリー、ルバイヤートに行ってきました。

ここでは毎年蔵コンなるコンサートが行われており、今回は30回目の記念の回でした。

ちなみに5年前に出演させていただいたのですが、これまでの出演者がすごすぎる。

一回目が尾崎紀世彦さん、その後も渡辺真知子さん、ボサノヴァの小野リサさん…俺でも知ってる!

そんな中、記念の今回はアコーディオンのcobaさんでした。

楽しいトークと迫力のアコーディオンであっという間に時間が過ぎました。

トークの中には沢山心に響いた言い回しやお話しがあったのですが、一番覚えているものだけ書きます。

cobaさんはイタリアで勉強されて世界でも演奏されてきたわけですが、今はcobaとしてcobaの音楽をされているとのことです。もうほんとにその通りだったのですが、そんなcobaさんにも指導者としてのお話しも沢山あるそうで、でもそれらを断り続けているそうです。

それは「cobaがcobaとして生きていくその背中を、演奏する人たちが見てくれたらそれが一番いいと思うんです。」

と。

なんてかっこいいんだcoba!!!cobaの兄貴!

もちろん謙遜して話されていたのでカッコつけ感よりは、本当に愛情に溢れた話され方をしていました。今でもはっきりと覚えています。

そのままラストまで圧巻の演奏で終演し、あとは帰路…というところだったのですが、ワイン売り場でくつろぐcobaさんを発見、お話しさせていただきました。

ほろ酔いにもかかわらずとても丁寧に対応くださりいろいろお話をして、名刺の代わりに自分のCDを渡しました。笑

やり場に困ってらっしゃるかもしれませんが聞いてくださると信じて…

また聴きに行きたいロックなコンサートでした!

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