Tre Tenori ancora

Tre Tenori ancora

本日はお忙しい中、三人のテノールアンコール公演にお越し下さり、また下さらなかった方々も本当にありがとうございます。

このページを見てるという事は気にかけてくれてるということなので、この場を借りて感謝申し上げます。

今日は特に、特に感謝の気持ちでいっぱいで、なんでって上手くいったからです。

そりゃもう単純に上手くいきました。想像以上でした。

この所トゥーランドットの誰も寝てはならぬを歌う機会が増え、というか増やしてたのですが、高音への恐怖を少しずつ少しずつ高音を出す喜びに変えていっていたのですが、今日、テノールなら誰もが出したいハイCの音を人前で初めて披露する日でした。

実は練習の時も出はするけど納得のいくものではなく、当日までに上手く調整しようとそのことばかり考えて過ごしていました。

誰も寝てはならぬを歌えるようになるのも約1年半かかってるので、それよりも高くて曲自体の長さもあるこの難しい曲をいかに歌うかは僕だけではなく世界中のテノールが考えていることだと思います。

今日はハイCを出す曲で有名なラボエームの冷たき手をを歌ったわけですが、そこからミミのアリアを経て二重唱も演奏しました。このなかでアリアと重唱でそれぞれ1回ずつハイCがあり、これをいかに歌うか、それが、それが難しさであり喜びなんでございます!

今日この曲を万全の体調で人前で歌えたこと、そしてお客様に良かったと言っていただけたことはなににも変えがたい喜びでって本当によく出来すぎて怖いので真面目に書いてます。笑

今日も歌う前にじいちゃんばあちゃん、ご先祖様って祈ってから行きましたが、やはりなにか見えない力が守ってくれたと思います。今後もしっかりと力をつけて、脱力しながらもスカッとするテノールを目指して頑張っていこうと思います。気持ちよく帰路につけて本当に良かった!泣

実は今月もう一回この流れをやります。2回目も肝心なのでしっかり準備したいと思います!

   

   

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